還暦の祝い方

還暦の祝い方とは

還暦の祝い方は、プレゼントを何にしたら良いか悩むところですね。 大きく分類して「旅行」にするか、「品物」にするかではないでしょうか。 ここで、「旅行」を選択した場合、品物として残らないことにちょっと気が引けるところですね。 思い出の、記憶しか残りませんからね。 行って来てしまえば、楽しみは終わってしまいます。でも、旅行には魅力がありますよね。 できれば、品物と旅行と両方送りたいものですよね。

オススメは「旅行券」です！

旅行と言っても、せいぜい一泊二日の国内旅行でしょうね。 それ以上になると、予算的に負担になりますよね。 私の場合、本人が旅行ぎらいでしたので、品物に決めましたたが、それでもやはり、旅行にしようかと悩んでいました。 もし、旅行を選択する場合、くれぐれも期日指定の格安パック旅行は避けましょう。 本人の都合や、旅行へ行きたいモードでない時期かもしれませんので、キャンセルすることになってしまうかもしれませんからね。 そこで、オススメは「旅行券」です。 旅行券であれば、旅行に行きたい時に、本人が計画できますし、とてもお役にたちますからね。 私の場合、品物に決めましたので、まずは、デパートのプレゼントコーナーや寝具、衣類販売店を中心に探してみました。しかし、品物はたくさんありますが、「これだ」という一品がないのですよね。 そこで、本人に聞いてみましたが、「現金良い」とふざけた回答でした。 この不景気、明日どうやって生活していくの。 そんな人が増えている中、いつ自分がそうなるかわかりません。 なので、或る意味、切実ではありますが、正解かもしれませんね。 しかし、一生に一度のことですので、現金だけは避けたいものですね。

お金に縁がなかった家だからこそふさわしい品物、それが「お財布」です！

私の家の場合、貧乏でしたし、還暦を迎える本人も、学歴があるわけではなく、仕事も安定していませんでしたから、食べるのがやっとという生活でした。 ですので、還暦のお祝いには現金にしようかと本当に悩みましたね。 お金に縁がない家で、還暦の贈り物には、何が良いだろう。そんなことばかり、毎日考えていました。 「もう、現金に決めよう」そう考えていたところ、ふと思いついた品物がありました。 お金に縁がなかった家だからこそ、ふさわしい品物、それは「お財布」です。 お金がたまりそうな、そんな逸品を懸命に探しました。 そして、ちょっと洒落たお財布を見つけて、それに決めました、還暦を迎えた本人も還暦のプレゼントを受け取って、とても喜んでくれました。

開運パワーって本当にあるのですね！

そして、驚いたことは、そのお財布を手にしてから、家では、お金に不自由することがなくなりました。 たまたまそんな時期だったのかもしれませんが、その日をきっかけに、お財布からお金が減ることがなかったのですね。 開運パワーって本当にあるのかもしれませんね。 お財布一つで、こんなにも豊かになるなんて。

父は、天国で、きっとお金には不自由していないと確信しています。

還暦のお祝いから、もう、十年以上経ってしまいましたが、今思えば、あの時の還暦のお祝いで父に送ったお財布が、開運になったのかもしれませんね。 還暦のお祝いから十数年して、今、お財布だけが家にあります。 きっと天国でも父は、お金には困っていないことと確信しています。