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経絡、マッサージのお役立ち情報です。
私は「経絡治療」で命を助けられました
私は、22歳の時に体調を崩してしまい「経絡治療」に巡り合い助けられたことがあります。 あれ以来、定期的に経絡マッサージを行って健康管理しています。 私の体験をもとに、経絡マッサージについてまとめました。
鍼灸&マッサージが見事にツボにピタッとはまりました!
私は、就職試験のため、毎晩勉強ばかりしていて、肩がカチカチに張ってしまい、全身のバランスを完全に崩してしまいました。 夜になっても眠れず、とうとう、目もかすんで、見えにくくさえなってしまったのです。 病院へ行っても「異常なし」と言われ、困っていた時に「経絡治療」の存在を知りました。 その先生は評判がよく、たくさんの方が、先生の評判を口コミで聞きつけ、診てもらっていました。 先生は、私の手首の脈をはかり、肩や首筋、全身を触診して言われました。 「ウチで治りますから、変な薬は飲まない方が良いですよ」 私は、この言葉を聞いて、本当に安心しました。 何度か通っているうちに、本当に、嘘のように治っていったのです。 鍼灸&マッサージで、見事に、ツボにピタッとはまったようです。 それ以来、「経絡治療」のファンになり、東京の総本山まで訪ねて行ったことさえありました。 かなりのお年で、目の悪い一番の本家に自分の身体を触診してもらい「貴方は良い身体をしています」とお褒めいただきました。 お弟子さんたちがたくさんいて「経絡治療」の本家様の教えで、実に、きびきびとした動きをしていたのを覚えています。
「経絡治療」は「五臓のバランスの調整」
近年「経絡治療」が注目されています。 経絡治療とは「五臓のバランスの調整」に焦点を絞った理論で身体を全身のバランスから診るノウハウです。 治療内容は、四つの順番に行われます。 ☆ @ 脈診・治療方針の決定(問診・腹診) A 本治法・随証療法(鍼) B 標治法・対象療法 C 脈診・予後の判断☆そんな経絡治療の問題点は、経絡思想は、元々、中国の伝統医学に連綿と受け継がれてきた基礎的な概念なのですね。 なので、経絡を意識した治療法は全て経絡治療と呼んで良いはずなのですが、鍼灸の世界では、一部の学会が行う治療法のみを指している状況なのですね。 問題となっている点は「難経六十九難」「七十五難の解釈」を「脈経」の六部定位に結びつけて証を決定する方法は、伝統的な治療法ではないという強い主張があるのですね。 柳谷素霊も「古典に返れ」をスローガンにしてはいましたが、なシンプルにシステム化された経絡治療は目指さなかったようです。 そんな、経絡治療は、明治、大正時代の「漢方排斥」や「西医優遇政策」で、日本の東洋医学は壊滅状態でしたが、昭和9年に漢方家達と一緒に、柳谷素霊を中心に「古典に返れ」というスローガンで、漢方復興運動が行われました。
経絡治療とは
素霊の教え子の「岡部素道」と「井上恵理」にその意志が継がれ、古典的鍼灸の再興となったのが、現在の経絡治療なのですね。 現在の、経絡治療の原型となったのは、柳谷素霊の鍼灸技術ではなく、茨城県の「八木下勝之助」の臨床です。 八木下は「鍼灸重宝記」という江戸時代の鍼灸書を読んで、現在の経絡治療より中医学に近い対症療法的内容を研究していました。 八木下の鍼灸は、脈診を行った後に、手足の要穴に対して浅く軽く鍼をするだけで効果を出すという衝撃的な方法を用いたのです。 そして、経絡治療の土台となる理論は「難経」六十九難です。 脈診によって得た診断結果を「難経」六十九難による発想で、五臓のバランスを調整するのです。 なお、他にも「難経」七十五難の理論を用いる方法もあります。
本治法・・・経絡を通して治療する!
本治法のまとめ・・・ @すべての病症を本と標に分け、その本となる病症を五行(五臓)に分類して治療します。 A本とは根幹、標とは枝葉のことです。 B手足の五行穴を難経六十九難の法則で選穴し、五臓の虚実に対してその経絡を通して治療します。